Vol.0 魔法少女まどか☆マギカを考察する



今までポケモンのことのみを書いてきましたが、
それ以上の根本にある『考察』というジャンルに立ち返るべく


魔法少女まどか☆マギカ

というアニメを私なりの視点で曲がりなりにも考察していこうと思います。



今回の日記はまだ『まどマギ』を見たことない人が
実際どんなアニメなのかを簡単に説明と内容を説明しつつ
私がこの日記を書いた経緯を書いていこうと思います。




私がどうしてこのアニメを題材にしようかと思ったかと言いますと、
大きく3つあるので、それを説明していきます。



1.とにかく先の読めない展開

最初は良くある魔法少女アニメのように、学校生活の日常を描いていき
魔法少女になるんだろうな…という流れで展開していきます。

周りのレギュラーで見ても、友人ベテラン悪役妖精(マスコット)
という配役が見て取れる展開図。


でしたが、いきなりレギュラーが死んだり
このアニメでの魔法少女』のなれの果てまでを生々しく描いていく展開。
しかも9話まで来ても主人公が魔法少女にならないというとっておきのネタを残しながら展開されていきます。

そして最終話に向かって、何度も同じことを何度もやり直して
友達を救うという結末を求めて奮闘していく姿…

最終話まで見た後、こうなることを予想できるわけがありません((


「あれがここであそこで出てきた一言が繋がったらら面白いだろうな〜」
という私の意見が何一つ叶わなかった。

ですが、終始私が考えてた予想をはるか上を飛び越えていくので
私をいいように裏切ってくれたアニメとなりました。



2.私の知っていた『魔法少女』という概念を大きく変えたこと

と言っても『魔法少女』というもの自体をほとんど知らない私。
そんな私が知っている『魔法少女』の概念となってたのが



おジャ魔女どれみ
というアニメです。


このアニメはよく妹と見ていたので
どうしても『魔法少女』と言ったらこれを連想していました。




まどマギ』の場合、どんな願いでも叶えてもらえる代わりに『魔法少女』になるという
契約
ということをします。


しかし『おジャ魔女どれみ』で『魔法少女』になるプロセスって
どんな願いでも叶えれられる力『魔法』を使えるようになる力を得て、
初めて『魔法少女』と呼ばれるものです。

これ自体は他の『魔法少女』でも大きくずれたことではなくて、
少なくとも

魔法少女になる(すでになっているという場合もある)

特別な力を得る(使える)

という流れは王道であり、『まどマギ』では手順が逆になっています。
(実際魔法少女になったことで特別な力を使えるんですけどね。)


このプロセスの違いは他の『魔法少女』の二番煎じにならない程度で解決する話ってことで片づけていいのですが、



まどマギ』と『おじゃ魔女』では
『願いを叶えた』ことによって後に残る結果
が今までの『魔法少女』とは大きく違う部分になると思います。




おジャ魔女どれみ』の場合は
自分の願いを叶えたことによって、周りの人に感謝されたり
問題を解決するという

お蔭で実際の日常ではありえないものと割り切れてしまうような、
普通では起こらないことを起こして周囲に感謝されるという結果残る
というのが固定概念にありました。




しかし、『まどマギ』場合は
願いを叶えたことによって、一見みんなが幸せになるように見えて
別のところで取り返しのつかないことが起きてしまいます。

つまり願いを叶えたことで得する人と損する人が出てくるという結果を残す
物として扱われます。
よくよく考えたら願いを叶えるということはその提言者の勝手な行動なので
それに巻き込まれて損する人が出てくるのは当然の摂理だと思います。
実際『まどマギ』のストーリーは魔法少女として奮闘していく土台となります。
更に皮肉なことにその損をする人というのが
良かれと願いを叶えた本人自身に降りかかって来たりするので、
不憫で仕方がないです。


もう一つ『まどマギ』では『魔法少女』になったことで大切なことがあるのですが…
↓ネタバレ反転↓
魔法少女が魔法の使いすぎや、心情が著しく弱くなったり(妬み、恨み、絶望感)すると
『穢れ(けがれ)』が膨大に貯まってしまい、最終的には『魔女』になって死んでしまう。
結果、「そもそも願いを叶えること自体が間違い」という話になっていきます…

このストーリー展開により『まどマギ』での『魔法少女』は『おジャ魔女どれみ』どころか
魔法少女』という概念自体を覆えすストーリーとなり、革命的なアニメとなりました。



3.アニメだけでは分からないことがある
まどマギ』はアニメ、漫画版両方とも12話しかなく、
その中で膨大なストーリーが入っています。

お蔭でアニメや、漫画だけでは分からないところが多々あります。

一つは敵キャラとして出てくる『魔女』について。

実際公式サイトを見るだけでも魔女に関する情報は分かっちゃいますが、
これはアニメ、漫画ではどんな特徴なのかが説明してくれません。

と言うようにほかのメディアを使わなければ明かされてない部分が多く、
すでにいろいろな雑誌などを見てますが、裏設定はしっかりしていて、
「このキャラは元々こうで…」
というのは決まっていて、それを知ってからまたアニメを見るとなるほどとうなずいてしまうほど。


なので私はこのアニメをもっと追求していこうと思います!



…これが私がこの日記を書きだした理由の大きな3つとなります。

今後は大筋、この3つの理由を追求していく形になっていくと思います。



また考察するうえでは極力各キャラを平等に見ていく必要があると思います。
『このキャラのいいところ、悪いところ』
『このキャラの立ち位置、分からないところ』
などなど
これだけで一つの日記でまとめておく必要があるかな〜と思ってます。

ストーリーも話数ごとに今後まとめていきたいかな〜とも思ってます。
(例えば、1話で分かったこと、残した謎など)





そして、一通りまとめ終わったところで

「成熟の檻」[超解読まどかマギカ
という本を読もうと思っています。

この2冊の本は評論本っぽいのですが、
私はこれから『まどマギ』を考察していきたいと思う人間。

できることなら自分で集めてきた情報で
どれだけこの評論家と話が合うかを確かめていきたいと思います。


なので先にアニメ、漫画、小説などなど…
さまざまなことを見たり聞いたりして、
そこで分かったこと、分からないことを明確にしてから
乗り込んでいこうと思います。











更新時期はまちまちになると思います。
実際誰得日記集を更新していくことになります。

気長に考察日記を上げていくつもりなのですが、
それでも興味のある方は時々見に来てくれると嬉しいです。